「子供の成長」(当教室の考え)NO,2

子供がやりたいからといって、小学6年生の子が、毎日100球以上の投げ込みをしていては、故障してしまうので、大人がブレーキをかけてやらねばならない。

成長期では、過大な筋力を必要としない様々な動きを取り入れた「反射運動」が望ましい。分かりやすく言えば、止まってする運動よりも、動きながらやる運動がよい。たとえば、静止して打つバッティングより、テニスのように、走りながらボールを打つ動きが、動きながらする運動となる。(当教室の練習参照)

子供の成長」(当教室の考え)

成長期では、過大な筋力を必要としない色々な動きをとりいれた反射運動が、好ましい。止まってする運動よりも、動きながらする運動が良い。

打撃練習は、止まってする運動であり、テニスのように走りながらボールを打つ動きが、動きながらする運動となる。バレーボールのサーブ練習よりも、走ってきてジャンプしてタイミングをあわせて打つアタック練習の方が、連動した動きとなる。

肉体的にも 止まってする運動は、数本の筋肉しか使わず、固い筋肉を造りやすくなり、連動した動きは、数十本の筋肉を使うため、柔らかい筋肉を造りやすくなり、関節可動域も広がり、スポーツ障害を回避する事につながる。(故障しにくい身体を造る)

また、成長期では、体全身をバランスよく鍛える事も大切である。右でやっている動作を 左でも練習する事。大人の体になってからの故障の原因は、左右の骨格の違いから発生する事も多い。腕の長さの違いから、肩こりになったり、足の長さの違いから、腰痛になる。その状態で長い間 運動をやり続けていれば、二次故障となる。右投げ右打ちの子供が、成長期に練習をやりすぎれば、骨盤が歪んでくるケースもある。

今日、明日に練習の効果がでなくても、将来、大きく伸びるように育てたいならば、色々なスポーツ(動き)をenjoy(一日2〜3時間)させてあげて欲しい。