「子供の成長」(当教室の考え)NO,1
このページは様々な指導者の失敗談や成功例、スタッフの経験談、皆様からのご意見、著書からの抜粋をもとに導き出した、当教室の考え、指導方針を解説し、会員の方々に理解していただくために作ったページです。初めて当教室の練習を見られた方は、何故捕れない所にノックを打つのか?何故こんな高いフライを打つのか?この練習はどんな意味が、あるのか?練習の雰囲気?日によって違う子供の接し方?など疑問点が多々あると思います。
例えば、子供の接し方ひとつとっても、今、コツをつかみそうな子供の延長指導(週一回練習を今、伸びてきてるので、週二回来て欲しいとお願いしたり)や自分でくふうしている時は、たとえ、それが間違っていても(練習すればする程下手になるとわかっていても)黙って見守ってあげたり、自立させる時期がくれば、無視したり、様々なポイントとなる時期に個人差があるから、時期によって接し方を変えているからなのです。
<子供が、成長するためには、五大栄養素が必要です。>
それは、「運動・休養・栄養・学習・経験」の五つですが、重要なのは、そのバランスです。
<運動と休養のバランス>
〔燃えつき症候群〕という言葉があります。これは、少年期に徹底的にひとつのスポーツに打ち込み、過大な練習をさせ、区切りの時期(卒業)に〔練習が きつい−区切りの時期−練習しない−遊ぶ−そっちが 面白くなった。といった例や 成長期に専門種目(ひとつのスポーツ 又はひとつのポジション)をやり過ぎたために スポーツ障害が発生して、やりたくても そのスポーツができない身体になった という例も少なくない。(ピッチャーなどに多い) これは、運動と休養のバランスが くずれているために起こる現象である。
我が子に 野球を続けて欲しいと願うならば 第一に〔夢を持たせる事〕をお願いしたい。少年期に〔どうせ プロ野球選手には なれないんだから、、、〕などという 言葉や 雰囲気を 出さないで欲しい。 少年期では 日々の言動が 潜在意識(トラウマ)に残り、成長にブレーキをかける事になる。
第二に 〔野球を好きになる事〕が 大切である。 同じトレーニングでも、好きでやるものと イヤイヤするものとでは、負荷となる運動量と休養のバランスが、変わってくる。ただし、いくら大好きでやっているトレーニングでも、成長期の肉体の許容範囲を超えていては、骨 筋肉 関節の成長の妨げとなる。